レイラニ・エステート » 2018年、住宅街から突如噴火 / ハワイ島

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レイラニ・エステート Leilani Estates

ハワイ島 地図(レイラニ・エステート)

2018年5月、住宅街から噴火は始まった

レイラニ・エステートは、静かな静かな住宅街。一般の観光客には、殆ど知られていない目立たない場所。ぽつんぽつんとバケーションレンタルが建っていたので、知っていたのは滞在した方くらいなのでは?

当方は行ったことはありませんし、知りもしませんでした。

そんな静かな住宅街から驚きのニュースが届きました。2018年5月3日の夕方、レイラニ・エステイト内、モハラ・ストリートの亀裂から噴火が始まったのです。

このニュースは日本でも大々的に流れました。

2018年の噴火の経過

この時期、このエリアでは地震が増えており、さらに前日には地面に亀裂ができました。地震と亀裂は、キラウエア火山が噴火する時の前兆。そのため、USGS HVO(ハワイ火山観測所) は警戒をしていました。しかし、まさか本当に噴火するとは…。

レイラニ地区に亀裂が現れる(2018年5月2日)

レイラニ地区に亀裂が現れる(2018年5月2日) / 元画像 [Public Domain] U.S. Geological Survey (HVO)

噴火が始まった(2018年5月3日)

噴火が始まった(2018年5月3日) / 元画像 [Public Domain] U.S. Geological Survey (HVO)

その後、次々と亀裂(噴火口)が出現しては噴火を繰り返し、最終的には「Fissure 8(亀裂8)」と呼ばれる大きな噴火口を形成。大量の溶岩を流し続け、カポホ湾、アハラヌイ・ビーチ・パークを飲み込みました。

大きな噴火口へと成長した「亀裂8」(2018年7月17日)

大きな噴火口へと成長した「亀裂8」(2018年7月17日) / 元画像 [Public Domain] U.S. Geological Survey (HVO)

一転、2018年8月初旬には火山活動を弱め、中旬にはほぼ休止状態に。その後は、活動が再開されることなく現在に至っています。(2019年6月現在)

活動をほぼ休止した「亀裂8」(2018年9月6日)

活動をほぼ休止した「亀裂8」(2018年9月6日) / 元画像 [Public Domain] U.S. Geological Survey (HVO)

今はすっかり落ち着いている「亀裂8」。この先、どうなるかは分かりませんが、町は平穏を取り戻しているのではないでしょうか。

過去のものとはなりますが、レイラニの噴火の経緯の詳細は、下記ページをご覧ください。

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驚きの宿「フィッシャー8 バケーションレンタル」

姉の みや が、エアビーで見つけた、ものすごい宿を紹介します。

「Fissure 8(亀裂8)」ビューのバケーションレンタルです。宿のすぐ前に「亀裂8」がそびえているんですよ。プライベートなハイキングコースがあり、溶岩ウォークができるのだとか。

大変気になる宿ですが、このエリアでは観光客は住民の方に疎まれているとも聞きます。冷やかし半分に来られたら、やはり堪らないのでしょう。もし宿泊されるようでしたら、ここが被災地ということを決して忘れないよう心掛けてください。

この地域にお金を落としてあげることは、きっと住民の方の助けになるはずなので、必要以上に避ける必要はないかと思います。(現に、この宿は営業されているわけですし)

2018年6月更新
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