ブルー・ハワイアン・ヘリコプターズ ハワイ島一周+滝着陸(2019年7月)» 滝への着陸が鳥肌もの! / オプショナルツアー

ビッグ・アイランド・スペクタキュラー(2019年7月) / ブルー・ハワイアン・ヘリコプターズ
             

もくじ

ツアールート

ツアールート / ビッグ・アイランド・スペクタキュラー + 滝着陸オプション(2019年7月)

ツアールート(写真のGPS情報から作成)

ビッグ・アイランド・スペクタキュラー + 滝着陸オプション(2019年7月) Big Island Spectacular + Waterfall Landing

12:15 ワイコロア発 / 所要時間2時間

ガイド兼パイロット:Toshiさん

bluehawaiian.aloha-breeze.com

Google Maps

「火山が脇役」その意味を体感したフライト

2年ぶりにToshiさんのフライトに参加させて頂きました。ビッグ・アイランド・スペクタキュラー、滝着陸オプション付きのツアーです。

同じ機体に乗り込んだ参加者が全員日本人のため、ガイドは最初から最後まで日本語のみ。去年はヒロから英語オンリーのフライトだったため、ツアー内容の濃さの差が歴然。やはり日本語での解説は最強であります。

今回は、後列左側の内側の座席となりました。窓側には一緒に旅した姉の みや

操縦席 前列 1 前列 2
みや クマ 後列 3 後列 4

フライト前

チェックインを完了させたら、注意事項をスタッフから聞きます。

特にシートベルトの外し方は、かなり大事!何らかのトラブルに遭ったときに、座席から自力で抜け出せなくなったら大変です。機体に乗り込むときも、踏んではいけない場所を踏んだりしませんように!

しっかりお話を聞いていないお客さんが時々いるので、ちゃんと聞いてね!とToshiさんからのお願いです。

ネネ
ネネパイセン
みやさんダメだよ。ちゃんと聞いていなきゃ!

機内へはカメラ(スマホなど)と水のボトル以外は持ち込めません。その他のものはロッカーがあるので、そちらに入れることができます。

今回、初めてロッカーを使ってみましたが、意外と小さめ。背中の硬いガッシリとしたアウトドア用のリュックなどは入る気がしません。なるべく荷物はコンパクトにした方が良さそうです。

ロッカー

ロッカー

雨模様

今回、大変残念なことに天候悪し。なんと、雲が多いためキラウエア火山に行けないという…。ハレマウマウ火口にプウオオ火口、去年の噴火で激変したキラウエア火山を上空から見たかったのになぁ。

でも、こんな時もポジティブに考えられるのがツアーの良いところ!いつもは案内していない場所を飛んでもらえるんです!おかげで今回、かなりレアで貴重な体験をすることができました。

出発!

名前を呼ばれた順番で一列に並び、一人ずつヘリに乗り込みます。

ヘリに乗り込む

ヘリに乗り込む

そして出発!

ヘリの轟音と次第に強くなる振動に高揚感があふれ出しそう!フワリと機体が浮き、低空のまま直進したあとUターンしながら上昇。小さくなっていくオフィスを横目にマウナケア方面へ!

いつもこんな感じで離陸するのですが、これがホントに格好良いんですよ!!

フラガール
フラ姉
ホレるよね~!!

少しして雨。流線型の機体のガラスを雨水が伝って流れていく様子が何だか美しい。

機体を流れる雨

機体を流れる雨

マウナケアの北側を巡る

ワイメアの辺りまでやってきました。先程まで降っていた雨が止み、青空が見られるまでに回復。ワイコロアが雨で、ワイメアが晴れている。珍しいこともあるもんだ!

ワイメアの辺り

ワイメアの辺り

一面に牧場が広がっています。その殆どが、あの有名な パーカー牧場。一時期は、全米一の広さを誇っていたことも。

緑色の牧場には、ぽつぽつと黒い粒があり、よくよく見ると、それらは牛さんたちの群れです。上空から眺めると、まるで蟻みたい。

美しい草原はこの先もずっと続きます。一体どこを飛んでいるのか、次第に分からなくなってきました。

緑の絨毯が美しい!

緑の絨毯が美しい!

お天気が少し悪いと、雨と晴れの境目が見られます。雨のカーテンとしっとりとした空気感が心地良い。

雨のカーテン

雨のカーテン

右前方にマウナ・ケア

Toshiさんのガイドで右前方にマウナ・ケアがあることに初めて気付きました。えっ。あれっ。そうだったんだ?ホントにココどこ状態。

雲が一瞬切れて、マウナ・ケアの中腹を捉えることができました。

雲の切れ目からマウナ・ケア

雲の切れ目からマウナ・ケア

Toshiさんのガイドは秀逸を極めます。

上の写真も「一瞬雲が切れて中腹から山頂付近が見えるかも」と案内があったので狙ったのですが、ホントにその通りになるからスゴイ!どんな時でも、お客さんが楽しめるように、的確に見どころを探しては見せ場を作ってくれます。(いつもは、おちゃらけているのに同一人物なのだろうか!?)

最高のパイロット

そんなToshiさんから大変嬉しいお知らせが。

フライト開始時には、行けそうになかったプウ・オオ火口に行けると…!!!ハレマウマウ火口は雲が厚いということでダメでしたが、それはまた改めて。

今回、中止になるかもしれないくらいの天候だったのが、ハマクアでは晴れ、プウ・オオ火口まで行けることになりました。幸運が続きすぎてちょっとコワいんですが…!

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水蒸気モクモクのプウ・オオ火口

プウ・オオ火口へ向かう途中、ナパウ・トレイル周辺の火口を見ることができました。

下の写真は、ナパウ・トレイルの見どころの一つ、大きなマカオプヒ・クレーター。写真がヘタで、そのスケール感が伝わりません。ぐぬぬ。

マカオプヒ・クレーター

マカオプヒ・クレーター

こちらはナパウ・クレーター。トレイルからは、この先に立ちはだかるプウ・オオの姿を目にすることができます。

ナパウ・クレーター

ナパウ・クレーター

トレイルはここで終点ですが、私達はナパウ・クレーターをひとっ飛び。

プウ・オオ火口

プウ・オオ火口が目の前に。雨がたっぷり降ったのか、濛々と沸き立つ水蒸気が凄い!火口底が見えないほど。

水蒸気を上げるプウ・オオ

水蒸気を上げるプウ・オオ

現在、火口に溶岩がなく噴火活動が止まっているプウ・オオ。(Toshiさんの考えでは、噴火活動が止まっているのではなく息の根が止まったとも…!)

乾燥して干上がり、ぽっかり口を開けたプウ・オオの写真をよく目にしていたので、そんな姿を想像していたのですが、様子が全然違う。

これが火山の面白いところ!中途半端な自分の知識なんて、すぐに覆されてしまいます。火山活動自体の変化はもちろんですが、天候の変化だけでも、コロコロと姿が変わるんですよ!

火口の縁に沿って飛ぶ!

火口の縁に沿って飛ぶ!

噴火中の時と変わらないほどの迫力!コレ、知らない人が見たら、現在も噴火中だと勘違いするに違いない。

火口の断崖

火口の断崖

見どころは火口の断崖!火口底は深く、350m下にあるので迫力あり(2018年5月時点の深さ)。赤茶けた断崖には、幾度となく噴火しては積み重ねてきた溶岩の層が縞模様となり、歴史を感じさせます。

断崖のアップ

断崖のアップ

幻想的

幻想的

靄の中に現れる切り立った崖が、ファンタジー映画のワンシーンのよう。

破壊?創造?プナの溶岩流の跡

プウ・オオを後にしてカラパナへ。そこからカポホ方面へと東へ東へ進んでいきます。

カラパナの町

20年以上も前のこと。カラパナの町が溶岩流に襲われました。

カラパナの溶岩大地に建つ家々

カラパナの溶岩大地に建つ家々

今でも黒々とした溶岩大地。その上に、家を建てて暮らしている人々がいます。またいつ溶岩に襲われるか分からない地で再び暮らすことができるのは、故郷への愛情と火山への敬意があるからなのでしょう。

カラパナの少し東

カラパナよりも更に古い溶岩流の跡が見られました。なんとなくモコモコしているように見えるのは、オヒアの木々かな。また新しい森を創ろうとしているんですよね。

溶岩流の跡に根付くオヒアの木

溶岩流の跡に根付くオヒアの木

大地も人々も、新しいモノを淡々と創っていく姿が力強い。

「噴火は破壊じゃなくて創造!」

Toshiさんの言葉が心に沁みて、頭の中をぐるぐると駆け巡りました。

レイラニ地区の亀裂8(噴火口)から流出した溶岩流

2018年5月に突然始まった噴火。亀裂8 の南東から北東方面へかけ、大量の溶岩が流出しました。噴火は8月になり急速に収束。2019年7月現在、噴火活動は見られません。

黒砂で埋まったポホイキ港

黒砂で埋まったポホイキ港

ポホイキ港はギリギリ溶岩流からは逃れたものの、黒砂で埋まってしまいました。港としては使えませんが、新しい黒砂海岸として人気になりつつあります。

真っ黒な川

真っ黒な川

緑の大地を這う黒い溶岩の川。美しいとさえ思ってしまう。

あの噴火は一体なんだったんだろう?

たった一年前のことなのに、だいぶ昔のことのように思えるほど、レイラニ周辺は静かで穏やかに見えました。この地でも、もう再生は始まっています。何十年もしたら、また違う景色を見せてくれるのではないでしょうか。

去年の噴火の様子は下の記事へどうぞ。

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