評価 : 4.6
もくじ
ボルケーノビレッジ 地図
広域図
拡大図
キラウエア・ロッジ & レストラン / #KEHAU(ケハウ) Kilauea Lodge & Restaurant
ずっと気になっていた B&B
ボルケーノ・ビレッジのランドマークとも言えるキラウエア・ロッジ & レストラン。ずっと気になっていた B&B に泊まってきました!
キラウエア・ロッジ & レストラン
記事が長くなるため、ここでは客室「KEHAU」についてのみ記載しています。ロッジの施設情報や朝食については下記で紹介しているので、ぜひ併せてお読みください。
キラウエア火山を観光するのにあたって、ずっと悩んでいたのは宿。今回、ボルケーノ・ビレッジでこれ以上ない!と思える宿に […]
レストラン情報はこちら。
ボルケーノビレッジの B&B 兼レストラン。暖炉のある山小屋風のお洒落な店内が素敵!気に入り過ぎて2泊のうち3回も行ってし […]
予約はエクスペディアがお得
今回は姉と宿泊するため、ツインベッドの部屋を探すことに。クイーンやキングベッド1台の部屋が多い中、「KEHAU(ケハウ)」がツインだったので、これに決定!
なお、予約は エクスペディア を利用。10%オフだったので、公式サイトよりお安く泊まることができました。
お部屋の紹介
下は、簡易ですが施設内地図です。
キラウエアロッジ 施設内地図
母屋でチェックインを済ませ、お部屋へ。予約した部屋「KEHAU(ケハウ)」は、ハレ・アロハ棟にあります。車は、棟の前に置けばOK。
ハレ・アロハ棟
KEHAUには、屋外に面したプライベートな玄関があるのですが、一度ハレ・アロハ棟の中を通り抜けなければなりません。
客室とハレ・アロハ棟の鍵を2つ持たなければならないのが、面倒と言えば面倒。外から直接回り込めればラクなのですが。
プライベートな玄関
棟を出て、右手の奥に玄関があります。
プライベートな玄関
玄関の前には、プライベートなラナイも!(公式で「ラナイ」と表現されていますが、玄関ポーチに椅子が置かれているだけとも言う。)
プライベートなラナイ
ごくごく普通のガーデンビューです。
せっかくの寛ぎスペースですが、ここは朝から晩まで動き回ってしまいたくなるボルケーノ。ほぼ何も利用せずに終わってしまいました。部屋でご飯やおやつを食べる機会でもあれば、重宝しそうです。夜は寒いだろうけど。
メインルーム
扉を開いたら、思っていた通りの素敵なお部屋。公式サイトの写真に偽りなし!
そこそこの広さがあるので、二人分のスーツケースも困ることなく広げることができました。
玄関側から部屋全体を撮った図
目を引くのは、窓際にあるイス、テーブル、ライトの3点セット。シンメトリーでオシャレ感に溢れております!
シンメトリー!
この3点セットの右側に白いガス暖炉があるのですが、コレについては後で解説しますね!
ソファとガス暖炉
ソファの横にはクローゼット。
クローゼット
ワッフル生地のバスローブが掛けられていました。これは、共有施設のホットタブを利用する際に使えます。
IT機器系の設備も満足
Wi-Fiは、パスワード付き。無料で利用できるのが嬉しい。
そして、気が利いてるなと思ったのが、このタップ。
大きな電源タップ
USBの充電ポート付きの大きな電源タップが、テーブルの上に完備されていました。
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ガス暖炉サイコー!!!
部屋の角に佇むオシャレなガス暖炉。ノルウェーの薪ストーブメーカーの老舗、ヨツール製です。コレ、大変気に入りました。超田舎の一軒家で暮らしていたら、確実に欲しくなるタイプ!
ガス暖炉
暖炉の左上にある壁のスイッチでオンオフします。最初、どこかの電灯のスイッチだろうと思い込んでオンにしてみたので、暖炉が付いた時はビックリ。ガス暖炉といえど「使い方が分からなかったらどうしよう~。」と不安に思っていた自分は何だったんだ。
便利なうえ、暖炉としての「炎」もあるので雰囲気も良し。数時間付けていると暑くなるくらいなので、寝る時は消しました。
なお、部屋の窓の一部は空きっぱなしになっており、閉められる感じではありませんでした。換気のためでしょうか。しかし、寒さは一切感じなかったです。暴風雨の時、どうすればいいんだ?とは思いましたが。
ガス暖炉は、全ての部屋にあるわけではありません。
心遣い いっぱいのバスルーム
KEHAUは、体の不自由な方でも利用できるよう、広めに作られているそうです。他の部屋に比べて、どの程度の差があるか分かりませんが、確かにバスルームは妙に広い。
広いバスルーム
シャワーブースは、ごくごく普通。
シャワーは可動式
洗面台もかなり広め。モノをごちゃごちゃと広げてもストレス無し。
洗面台も広い
洗面台には、シャンプー類の他、コーヒーメーカーやマグカップが置かれていました。
ボディローション、シャンプー、石鹸
「makeup」と書かれたタオルは、広げて化粧品を置く場所として利用しました。これが地味に重宝します。
コーヒーメーカー、マグカップ等
ウォーターサーバー
何とウォーターサーバーがある。
ウォーターサーバー
水道が来ていないボルケーノ地区では、雨水を貯めて、綺麗に濾過して生活用水として利用しています。蛇口から出る水は、安全かとは思いますが、味が微妙なことも。なんだか土っぽい気がするんです。だから、これはありがたい。
ちなみに、キラウエア・ロッジのレストランでは、郡の水を配達してもらって利用しているそうです。
タオルウォーマー
バスルームで一番活躍していたのがタオルウォーマー。地味なのにスゴイぞ!
タオルウォーマー
この宿で、初めてタオルウォーマーというものを知りました。
すのこ状になっている部分が熱を発しており、ここに掛けておけば、濡れたタオルもすぐに乾いてくれます。オイルヒーターみたいなものなので、バスルーム自体もほのかに暖まる二次効果付き!
ボルケーノの宿は、特にバスルームが冷えていて、ぶるぶる震えてしまうことが多いのですが、キラウエア・ロッジでは一度も寒いと感じませんでした。ヒートショックを起こしやすい高齢者にも、優しい仕様ですね。
お庭を散策
広くはありませんが、お庭を散策!
お庭
お庭からハレ・アロハ棟を眺めてみました。思ったより、木が鬱蒼としています。
お庭から見たハレ・アロハ棟
2階にあるラナイは、客室「HOKULANI」専用。
この部屋には「ハネムーン・デラックス・ルーム」という別名があり、自分には全くそぐわないネーミングではあるものの、気になりました。しかし、何故かこの部屋は本格的な暖炉。うーむ。残念ながら却下です。
KEHAUのお部屋
夜は、数匹のコキガエルが鳴いていました。
以前のボルケーノビレッジでは、この鳴き声を聞いたことがなかったのですが…。こんな寒い地域にまで繁殖しだしているとは。どこまで広がる、コキガエルよ。
総括
宿泊客の「こうだったら良いなぁ」という思いをことごとく叶えてくれている。そんな素敵なお部屋でした。
客室の端々で見られる心遣いは、スタッフの真摯な対応からも伝わってきます。キラウエア・ロッジのホスピタリティは、超高級リゾートにも負けていないのでは!?
次回も、この部屋にまた泊まりたいけど、他の部屋も気になるんですよね。どうしようかな。楽しい悩みです。