評価 : 4.6
もくじ
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- ワイピオ渓谷の谷底へ
ワイピオ渓谷 地図
ワイピオ渓谷の谷底へ
注意点
- レンタカーで行く場合は自己責任で。舗装道路ですが保険対象外。勾配がきついので4WDでないと走れません。
- ワイピオ渓谷は私有地が多く、現在もタロイモ農家の方などが静かに暮らしています。当然ながら、観光客をよく思っていない方もいらっしゃいます。住人の方々の暮らしを尊重し、侵害したりしないよう十分マナーを守って下さい。
なお、簡単に谷底に行きたいならツアーがオススメ。特に乗馬ツアーは最高です!詳細は下記へ。
ワイピオ渓谷での乗馬がめちゃ楽しい!ナアラパ・ステーブルズの乗馬ツアーに日本語ガイドさんが同行。乗馬経験のない方は日 […]
谷底へGO!
谷底初挑戦!お友達のToshiさんの車に乗せてもらって渓谷の下までトリップです。
ワイピオ渓谷の下へと続く道は、前述した通りキツイ坂道。写真を見て頂ければ、その角度がどんなものか分かるでしょう。
勾配25%のワイピオ・バレー・ロード
道幅は狭いので、対向車とのすれ違いに注意。こんな急坂で登りの車が途中で止まるハメになったら、発進するのがかなり大変。山道ですれ違う時は、日本の道路交通法と同じく登り優先です。
急坂を下る
下に行くに連れて景色が変わってきました。緑が濃くて植物達の楽園そのもの。
植物の楽園
谷底へ到着
坂を下りきると道が分岐しています。まずは渓谷の奥へと続く道へ。
谷底には傘になりそうなくらい大きなサトイモ系の葉が、道沿いにワサワサと生い茂っていました。
サトイモ系の植物
しかしToshiさんによると、タロではないそうです。後で調べたところ「インドクワズイモ(ジャイアント・タロ)」が近いかな。
【追記】2019年7月、ワイピオ渓谷の乗馬ツアー参加時に教えてもらったところ、エレファント・イヤー(Elephant Ear)と呼ばれるクワズイモだそうです。
そんなタロもどき達に囲まれた道をしばらく行くと、ヒイラヴェ滝の素晴らしいビューポイントがありました。ここから先へ進んでも後に戻ってもダメ。この辺りでは、ここが一番のビューポイントのようです。
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ヒイラヴェ滝 Hiilawe Falls
落差 390m のヒイラヴェ滝。ハワイアンの歌にもなっている有名な滝です。展望台からは見られないヒイラヴェの姿を見ることができるなんて、かなり貴重な体験!
ヒイラヴェ滝
ヒイラヴェ滝についての詳細は下記をご覧下さい。
川の道と野良馬
ヒイラヴェ滝を後にして先へ進みます。
細い道は、終わりそうで終わらず、ところどころで分岐しています。ワイピオには道路に川が横切っていると話しに聞いていましたが、本当にその通り。ザバザバと水しぶきを上げながら進んでゆきます。
と、ふいにToshiさんがハンドルを切り、川の上流に向かって走り出しました!「えっ?えっ?」と慌てる私達。
川だけど川じゃない
驚いたことに、川と思っていた部分は道路でした。道路に川が流れているんです。それに、車のすぐ横ではウワサに聞いていた「野良馬」が草を食み…。ワイピオは驚くことだらけ!
野良馬
サファリパーク的風景
こちらは飼いロバ。野生ではない模様。
飼いロバ
タロイモ畑と谷底の植物たち
だいぶ奥の方まで行くと、タロイモ畑が広がっていました。日本の田んぼのような懐かしい雰囲気です。タロは、想像してたものよりも意外に小さくて可愛いものでした。
タロイモ畑
タロは、水がたっぷりないと生きていけないのだそう。なので、道沿いの乾燥した土に生えているものはタロじゃないんですって。一度、ホンモノを見てしまえば、先程のタロイモもどきには、もう騙されません。
時々車から降りて、植物などを観察してみました。道路周辺にはグァバやマウンテン・アップル、ノニやパンノキ等々、トロピカルな植物達がいっぱい。
時々車から降りてみる
この先はプライベート
辺りには甘い香りがフワリと立ち込めていました。ハワイの自然を楽しむには最高な場所です。とはいえ、マウンテン・アップルは外来種、グァバは外来種にして有害植物に指定される程、ハワイにとってはよろしくない植物。複雑な気分にもなります。
谷底からの景色
ビーチへ
行き止まりまで行ったら、今度はビーチを目指して引き返します。
ゴトゴトゴトゴト…ビシャビシャ…
大きな水たまり
ビーチ側の方が道が悪いのでしょうか。大きな水溜りができています。さっきの川の中の道の方が走り心地が良かったような?
谷底がこんな悪路であることを考えても、観光客がレンタカーでここまで来るのは、かなりの冒険です。良い意味でも悪い意味でも。熟考が必要ですね。
水溜りを幾つか越すと視界が開け、ワイピオ・ビーチが目に飛び込んできました。
ビーチに到着!
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