評価 : 4.1
もくじ
コナ・コースト(ノースコナ) 地図
ラバチューブ(溶岩トンネル) Lava Tube
某番組で「オオマ・ラバ・チューブ(O'oma Lava Tube)」として紹介されていましたが、英名でネット検索しても確証の持てる記事がヒットしないため、名無しのままで紹介させて頂きます。
2019年1月現在、このラバチューブ付近には駐車できません
急激に観光客に人気になってしまったラバチューブ。ラバチューブのあるハイウェイ沿いには路駐の車が増え、反対車線側から横断する歩行者が多くいるため、2018年夏頃から危険視されていました。結果、駐車禁止の標識やコンクリートの柵などが設置されました。詳細は下記へ。
道路の柵(2019年7月)
参考サイト
No parking zone created near popular Big Island lava tube
けっこうスゴイんです
名前もないラバチューブ(溶岩トンネル)。「大したことないのでは?」なんて思ってはいけない。かなり見応えのある観光スポットなんです。
道路から見たラバチューブ
道路から一段下がったところに入口があります。
ラバチューブ入口
数人の観光客が、ラバチューブ内に入っていきました。その後に、別のグループがまた入っていきます。混まないようにと、彼らが戻ってくるのを待っていたのですが、一向に戻る気配がありません。まるで吸い込まれてしまったかのよう…!
仕方がないので潜入してみました。
内部へ潜入
先程の先発グループは、ずっと先にいるようでした。トンネルが思っていたよりも随分と長いのです。
そのわりに先が見通せたのは、光が射し込む箇所が多いから。結構明るいんですよね。よって、懐中電灯はなくても大丈夫でした。トンネル入ってすぐの部分は暗いので、スマホのライトは使ったかも?
ゴツゴツした岩場
けっこう広い
大小様々な岩がゴロゴロと転がっており、私達の行く手を阻みます。整備された様子はなく、荒々しさが際立っていました。これが、ありのままのラバチューブなのでしょう。
ゴツゴツした大きな岩を登ったり下りたり、両手を使わなければ通れない箇所もありました。足腰の弱い方は無理しない方が良さそうです。
崩れた部分
トンネルはまだまだ先があるようでしたが、それほど時間に余裕がなかったので途中で散策終了。天井の崩れた部分を登って地上に戻ってきました。
地上へ
ここからの景色が素晴らしい!!
キラウエア火山的景色
まだ知らないハワイ島が、ここにはありました。
コナなのにキラウエア火山的景色。19号線は何度も走っていますが、ドライブ中の景色と大地に降り立って眺める景色がこれほど違うとは…!
このラバチューブは、ハワイ島の隠れ名スポットですね。
注意
かなり歩きづらいです。ビーチサンダルなどでは足を切ったり挫いたり怪我しそう。探検するなら、長ズボンやスニーカーを履いていたい。
なお、この場所は公園でもなんでもなく、まともに管理されているのかよく分かりません。トンネル内部は天井の崩落など危険がないとは言い切れないため、リスクは承知の上で散策して下さいね。
アクセス
位置はコナ空港のすぐ傍のハイウェイ19号線沿い。空港道路(ケアホレ・エアポート・ロード)と19号線の交差点から、約 2.2マイル(3.6km) ほど北に位置しています。車では3分程度。
案内は全くありません。以前は大変分かりづらかったのですが、2018年に訪れた時は、道路からラバチューブがよく見えるようになっていました。ものすごく分かりやすい!見落としてしまうことはないでしょう。
また、最近は観光客で賑わっており、路駐の車が目印になります。また、フードトラックのマラサダ屋さん、マヌエラ・マラサダ・カンパニー がラバチューブ前の道路脇で営業していることも。
マラサダのフードトラック
このマラサダトラックには助けられました。今まで、寄ろうと思っている時に限って見つけられずに通り過ぎてしまっていたので…!(どうでもいい時には見つかるんですけどねぇ。)