デッド・エンド・ハイク(2006年9月) » 目指せ!オーシャンエントリー / キラウエア火山(チェーン・オブ・クレーターズ・ロード) ハワイ島

デッド・エンド・ハイク

迫力のオーシャンエントリー

ドロドロ溶岩!

ドロドロ溶岩!

この場所からは、明るいうちから赤い溶岩が肉眼で確認できました。でも、やっぱり夕暮れが良いですね。噂どおり、辺りが暗くなるにつれて溶岩の赤い色がはっきりと浮かび上がり、とても幻想的な姿を見せてくれます。

薄暗い時間帯が一番幻想的

薄暗い時間帯が一番幻想的

出発前に確認した「本日の状況」では、「ヒルサイド(山肌)の溶岩」は見えないとありましたが、山肌に赤い点(溶岩)を見ることもできました。

山肌にも赤い溶岩

山肌にも赤い溶岩

本当に素晴らしい光景!疲れなど吹っ飛びます。この後、また2時間歩いて帰らなければならないことも、もはやどうでもいい感じ。

かなり暗くなってきたので、後ろ髪引かれながらも帰り始めた私達でしたが、オーシャンエントリーの様子が気になって気になって…。結局、一度引き返すことに。

引き返している時に撮った写真

引き返している時に撮った写真

水蒸気のモクモクのすぐ脇に人が立っているのがわかりますか?私達が先程までいたのがこの場所です。ここまでまた戻りました(笑)

真っ暗になってからも、溶岩はとても美しくて、ただただ見とれるばかり。ずっと居たい…!

こうなったら、帰りの暗闇のことなど気にせず、心行くまで溶岩と水蒸気を見ちゃいましょう。だって、薄暗くなるまでこの場所にいたら、どちらにしても帰り道に真っ暗になってしまうのは間違いないのですから。

幻想的な赤色

幻想的な赤色

大変だろうけど三脚を持ってくればよかったな…。ブレブレです。これだけが悔やまれる。

ブレブレ

ブレブレ

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暗闇の帰り道

しばらく溶岩を堪能してからの、帰り道。あの白いポールを暗闇の中で探すことができるのか心配でしたが、拍子抜けしました。ポールの先端にはライトがついていて、それがピカピカと光っているので、位置は昼間よりも分かりやすいくらいです。

それに、オーシャンエントリーを目指して歩いている人達の明かりがあったことも、安心感に繋がりました。(時間帯が遅すぎると、後続の人達はいなくなってしまうので注意。)

ただ、それらの光がなければ夜の溶岩大地は漆黒の世界。月が出ていなかったせいか、目が下半分見えなくなってしまったのではないかと錯覚するほどの暗闇です。かつて、屋外でこれほどの暗闇を経験したことはありません。1人1本の懐中電灯がなければ歩けないレベルです。

凄い星空

休憩の際は、ライトの明かりを消して空を見上げてみて下さい。晴れていて月が邪魔していなければ、満天の星空が広がっています。それと対照的に溶岩大地は真っ黒。プラネタリウムにいるような不思議な光景でした。この時に見た天の川は本当に美しくて…。マウナケアの星空にも匹敵するのではないでしょうか!?

注意点

真っ暗闇の溶岩大地を歩く時の注意点は、やはり足元の確認です。先頭を行く人は、特に注意が必要。先頭は歩くルートを考えるため、遠方の様子も確認しなければならず、ついつい足元がおろそかになりがち。実際、ダンナは溶岩に足をとられて転んで怪我をしてしまいました。捻挫気味です。

幸い大したことはなかったから良かったのですが、転んだ時に尖った溶岩でザックリと切ってしまったとしたら…と想像すると恐ろしいです。時間のことは気にせず、ゆっくりのんびり焦らずに進むことを心がけて下さい。できれば転んでも最小限のケガで済むよう、パンツは長ズボン、手には軍手をしておくと安心です。

また、天候によってはオーシャンエントリーに行くこと自体を諦めることも必要です。幸いこの時は天気が非常に良かったのですが、雨風があったら、どういう状況になっていたか分かりません。溶岩も滑って歩きにくいでしょうし、人もかなり減るでしょう。更に不安要素が増えてしまいます。

ネネ
ネネパイセン
もう一つ注意点があるよ!

夜ご飯はあらかじめ用意しておいて下さいね。ボルケーノ・ビレッジ付近のレストランは、遅くまで開いていません。戻った頃には閉まっていることも。宿がヒロの場合は24時間営業のケンズがあるから問題ナシですが、そうじゃない方はご飯を求めて彷徨うことになるかも。

実際に私達のこの日の夕食は、とても寂しいものとなってしまいました。昼ごはんの残りのパン一つとジュース1本。これをダンナとシェア。たったこれだけだったんです(笑)

2006年9月
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