評価 : 4.3
もくじ
ヒロ 地図
広域図
拡大図
レインボー・フォールズ(レインボー滝) Rainbow Falls
ワイルク川にある滝。落差は24メートル。
滝に虹が架かることからレインボーフォールズ(レインボー滝)と名付けられています。しかし、虹はいつでも見られるわけではなく、午前中の早い時間帯以外は出ていません。
レインボー滝
ハワイ島の中では真っ先に名前が挙がる名のある滝です。ヒロ近郊を通りかかるツアーなら、かなりの確率でレインボーフォールズの見学が組み込まれているのでは。
そのわりに、もう一つの有名どころ、アカカ滝 と比べると、殆どの人に「アカカ滝の方が良かった!」と言われてしまうのがちょっと悲しい。
でも美しさは、レインボーフォールズも負けてはいないかと。陽を浴びてツヤツヤとしたモンステラに縁取られている姿は、とても清々しいんです。
100年以上前から人気だった
案内板によると、ここは 100年以上前からポピュラーな観光スポットだったそうです。
100年以上前からポピュラーな観光スポット
この案内板に載っている 1890年〜1940年代の写真が興味深い。徒歩、乗馬、自動車と時代の流れを感じます。
半神「マウイ」の神話
こちらの案内板には、ワイルク川にまつわる神話について紹介されていました。
ワイルク川にまつわる神話
内容は、レインボーフォールズの裏の洞窟に住んでいた月の女神「ヒナ」の息子、半神「マウイ」とオオトカゲ「クナ」の戦い。下記サイト様で詳細を拝見することができます。
参考サイト
曇りの日は今ひとつ
2019年7月、13年ぶりにやって来ました。滝に到着したのは午後2時半。しかも曇り。まったくレンボー日和じゃない。
どうせなら、雨でも降っていてくれた方が、葉が瑞々しくて綺麗なんじゃなかろうか。
曇りの日のレンボーフォールズ
うーむ。今ひとつ。
こんな日は、滝の見学はそこそこにして、次に紹介するバニヤンツリーを見に行くべし!
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滝の上のバニヤンツリーは必見!
滝の見学を終えたら、ぜひ見て欲しいのが、滝の上流にある巨大なバニヤンツリー。こう言ってはなんですが、滝よりもバニヤンツリーの方が印象に残ってしまうんです…!
上流へと続く道
滝の左側に上流へと続く道があるので、ここを登ります。
上流へと続く道
ジャングル感満載で、歩くのが楽しい。
雰囲気良し!
緑が濃い!
ヘリコニア・プシッタコルム
ポトスの葉が大きい
少し登ると、滝の上へと出ます。
滝の上から
上流の様子
視界が開けたのも束の間、道は鬱蒼とした森の中へ。
鬱蒼とした森
森の中は木の根がスゴイ!踵の高いサンダルなどでは危ないので、歩きやすい靴で来て下さいね。
この辺から、おどろおどろしさが増してきます。
巨大なバニヤンツリー
そして登場するバニヤンツリー!
巨大なバニヤンツリー
じんめんじゅかな。
バニヤンツリーは、広い公園で目にすることが多いのですが、ここは森の中。
狭い空間に、バニヤンツリーの大きな気根がニョキニョキと張り巡らされた様子は、まるで要塞のよう!大人でもワクワクしちゃうんです。
天然のベンチ
気根でできた天然のベンチが良い味出していますね。少し高い位置にあるので、腰掛けるのが大変ですが。
川へ行っちゃダメ
バニヤンツリーの脇には、ワイルク川へと続く細い道があるのですが、この先は閉鎖されており、行くことができません。
「Area Closed」
しかし、多くの人が川遊びを楽しんでいました。道を遮るように注意書きが立っているので、気付かないわけないのですが。
ワイルク川で遊ぶ人々
この日は日曜日だったので、ローカルの方が多かったようです。その姿に安心してしまったのか、観光客の姿もチラホラ。
中には、滝口のすぐ横の岩場に座って記念撮影しているヒトも。
インスタ映えを狙っているのでしょうか。インスタグラムで「Rainbow Falls Hilo」を検索すると、滝口で撮影している人が結構いますね。
この岩場で記念撮影する人も
実際に亡くなった方がいらっしゃるのか、滝の上では献花も目にしました。
危険な撮影をしている人達を、周囲は白い目で見ているものです。その辺、気付いていないのかな…。この記事を読んで下さった方は、どうか無謀なことはしないで下さいね。