もくじ
マウナケア 地図
マウナケア山頂には自力で行けるのか?
2019年7月15日、マウナ・ケア・アクセス・ロードが州により閉鎖されましたが、2019年12月20日に再オープン。山頂に行けるようになりました。
答えはYES。4WDならば、行こうと思えば可能。自力で行っている方も結構いらっしゃいます。
レンタカーの走行禁止問題
以前は走行禁止だったサドルロードについては、現在はどの会社のレンタカーでもほぼOK。
マウナケア・アクセス・ロードは、オニヅカセンターまで走行可能な会社とそうでない会社に分かれます。山頂を目指すなら、せめてオニヅカセンターまでは走行可能なレンタカー会社を選びましょう。詳細は下記ページへ。
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問題は、オニヅカセンターを越えた後のマウナケア・アクセス・ロード。
路面は舗装されておらずオフロードに。前方に車が走っていると砂埃が凄い。砂利にハンドルがとられ、ズルズルと滑ります。しかも、ガードレールがありません。もちろん、一般的なレンタカー会社は走行禁止(保険対象外)です。
マウナケア・アクセス・ロード
ガードレールはありません
唯一、ハーパー・カー&トラック・レンタルは、マウナケアを保険対象としていますが、その免責は5,000ドルと聞いたことがあります。何かあったら約50万円が吹っ飛ぶことに。
参考サイト
Harper Car and Truck Rental (ハーパー・カー&トラック・レンタル)
高山病の問題
これが一番コワイ。今まで1度も経験したことがなくても油断は禁物。疲れていて体調がイマイチだったり、直前に激しい運動をした場合も、高山病にかかりやすくなります。
高山病の症状は、頭痛・嘔吐・めまい・眠気等々。中程度まで進むと、その症状はより激しいものになり、運転どころではないんですよね。ドライバーはできれば二人確保したいところです。
車のトラブル
車のトラブルに強い方は良いですが、そうでない方は困ったことになりそう。トラブルの説明ができる英語力も必要かも。(一般的なレンタカー屋さんは日本語OKなホットラインがあったりしますが、ハーパーさんは分かりません。)
山頂での規則
日没後30分以内には、山頂から下りなければならない規則があります。自力で行ったとしても好き勝手に長居できるわけではありません。
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どうしても行きたい場合
本当にオススメできませんが、これらを踏まえた上で、自力登頂を決行する方へ。オニヅカセンター で30分以上の休憩をとることを忘れずに。そして下記の "Maunakea Hazards" も必ず読んで下さい。
また、MKWC(マウナケア ウェザーセンター)の道路状況も確認するべし。凍結や雪の影響を受ける冬季は特に。
参考サイト
行ってはいけない人
山頂のツアーでは、下記に該当する方の参加は身体的に危険があるため、受け付けていません。参考にしてみて下さい。
- 妊婦さん、またその可能性がある人
- 16歳未満の子供(年齢制限はツアーによって異なります。マウナケア山頂を管理するハワイ大学によれば、16歳未満はリスクがあるとしています。)
- 心臓に疾患があったり、不整脈や喘息、高血圧その他の持病を持っている人
- 24時間以内にダイビングをした人
行きはよいよい帰りはコワイ
4WDでない車での登頂は絶対にやめましょう。
4WDの重要性を訴える注意書き
上の注意書きを読みたい方は コチラ (754KB)。この画像をスマホに保存して「Google翻訳」アプリで読み込むと、翻訳もできます。
オフロードといっても道はそこそこ整っているので、2WDでも登れないわけではありません。
2WDが推奨されない理由は、帰り道がキケンだから。2WDではエンジンブレーキが不十分なため、ブレーキの故障を引き起こしてしまいます。設置されていた4WDの重要性を訴える注意書きには、数々の事故車の写真が載っていました。