もくじ
グリーン・サンド・ビーチ 地図
マウンテンバイクで行くグリーンサンドビーチツアー
マウンテンバイクでGO!
グリーンサンドビーチ。
ここは、まさに「幻のビーチ」と言わしめる場所!しかし、簡単には行けません。そこで私達は、あいらんどどりーむず さんが催行する「マウンテンバイクで行くグリーンサンドビーチツアー」に参加することにしました。
ピックアップ
コナの宿でピックアップされ、有名なコーヒー屋さん ベイ・ビュー・ファーム や サウス・ポイント に立ち寄った後、ダートロードを経て私達はこの荒れた地にやって来ました。
車を止めたのは、地図上の右上の駐車場から更に南下した辺り、サウス・ポイントから続いている道との交差点付近と思われます。
乾いた大地
この周辺はいつも強風にさらされ植物も育ちにくいようです。乾ききったダートロードは、車が通るたびに濛々と砂埃を巻き上げました。その環境はグリーンサンドビーチへと続くトレイルも同じ。自力でビーチへ行くには、こんな赤茶けた道を一時間ほど歩かねばなりません。
日陰は全くないので帽子、水は必需品。また、舞った砂埃が目に入るのでコンタクトレンズ(特にハードコンタクト)は止めておきましょう。メガネやサングラスを掛けていれば、まだマシかもしれませんが、かなりツライ…。
ツアーガイドの小松さんが サングラスと帽子を用意してくれていたので、サングラスが苦手な私は帽子だけ借りました。帽子は風で飛ばされやすいので気を付けて。
マウンテンバイクで出発!
マウンテンバイクで走りだす
小松さんによる自転車のセッティングが完了し、準備OK。マウンテンバイクでトレイルを走り始めます。が、ペダルをこぎ出してすぐに不安がよぎりました。普段乗っているママチャリと違って慣れない…!あっちへヨロヨロこっちへフラフラ。
更に、砂や砂利、石にタイヤを取られて何度も転びそうになってしまいました。正直、自転車をこぐのに精一杯で周りの景色なんて見れやしません。
特に行きは向かい風。そのうえ登り坂が多いので非常に大変。すぐに汗だくに。こんな過酷さなので、行きは自転車よりも歩いた方が楽だったのかも?
また、このトレイルは何度も分岐したり合流したりを繰り返していますが、辿り着く場所は同じなのでどこを通っても問題ありません。
さて、小一時間ほど走ったでしょうか。前方に小高く盛り上がった丘が見えてきました。そして、その丘を乗り越えると…
憧れのグリーンサンドビーチ!
グリーンサンドビーチ全景
ほのかにオリーブ色をした幻のグリーンサンドビーチが広がっていました!写真で見て憧れた景色。大変な思いをしてここまで来ただけに、感動もひとしおです。
私達はこの場所にマウンテンバイクを置き、崖下へと降りました。崖の高さは2m程なので大したことはないのですが、少々ロック・クライミングの真似事をしなければなりません。
岩場に上手く手と足をかけて降りて行きます。慎重にゆっくりと。ここさえクリアすれば後は何となく道ができているので、それに沿って下りて行けば大丈夫でしょう。
慎重に崖を降りる
崖に囲まれたビーチ
崖を伝ってビーチへ
ビーチの中で唯一の日陰がこの場所!
岩陰で一息
オリーブ色の砂
ビーチには1時間ほど滞在しました。その間にツアーで用意されたお昼ごはんを食べたり、ビーチを探索したり気ままに過ごします。海で泳いでいた人達もいました。が、波がかなり荒いようで、泳いでいるというよりも波に遊ばれていた感じでしたが。
帰り道
帰路は下り坂が多いので、行きと比べると走るのが非常にラク。それにマウンテンバイクにもだいぶ慣れてきたせいか、自転車で走ること自体も楽しめたように思います。行きよりもかなり短い時間で駐車場へ到着!
さすがに疲労感はありますが達成感の方がより大きい。何よりあの絶景を思い出すと疲れなど吹っ飛んでしまいました。「またあのキラキラと光る緑の砂を見たい!強い潮風に吹かれたい!断崖に圧倒されたい!」帰ってきてからもなお、そんな想いが頭を駆け巡ります。
このツアーがなければ、きっとグリーンサンドビーチに行けなかったでしょう。こんな素敵なツアーを編み出して下さったガイドの小松さんに感謝です。